家族でミカン狩りに行ったお話し。 ~平凡な家族のお出かけ~
人生で初めてミカン狩りに行きました!
最近、嫁が頻繁に色々な懸賞に応募しているのですが、今回のミカン狩りも応募した懸賞で当たったものです。
当初の出発時間は10時でしたが、何故だかいつも家族で決めた出発時間を過ぎてから出発するのが我が家の特徴で、今日も結局出発時間が10時20分となり、ミカン農園に着いたのが11時でした。
ミカン農園での収穫終了時間は、11時40分迄と決まっているようで、遅く到着すれば収穫が不利になるため、道中嫁の機嫌が悪く険悪なムードが続いていました。
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現地に到着し受付を済ませ、ハサミを2つ、薄いビニール袋を3枚渡されました。
家族で楽しむのももちろんですが、これはブログのネタになるだろうと思い、何か面白い出来事はないかと思い、ミカン狩りと一緒にネタを探していました。
折角なので、ミカン農園の写真を貼らせていただきます。
取って良いミカンは1人2㎏迄、または渡されたビニール袋がいっぱいになるまでとのことでした。
しかし、ビニール袋はあまり大きいものではなく、薄く、見るからに安そうな物でした。
ビニールのサイズからすると、どんなにミカンを詰め込んでも2㎏に達するものでないと思えました。
2㎏といえば、ペットボトルの大きいサイズが2L=約2㎏のため、大体持った感覚でわかりますよね。
しかし、少しずづミカンがビニールに詰め込まれて行きましたが、私が持っていたビニール袋は、とてもペットボトルの2L分の重さを感じません。
不信感はミカンの収穫中ずっと続いていましたが、もちろん家族で楽しむためのイベントなので、そんな細かいことを気にしてはいけないのでしょう。
とりあえず、息子のチビ太の経験としてミカン狩りを楽しんでもらって、家族の思い出になればと思っていました。
楽しいイベント、しかし実は私にはとても心配なことが一つだけありました。
それは、「虫」の存在です。
私が幼い頃は、大抵の虫を触ることができましたが、大人になった今は、触りたくないという気持ちはもちろん、出会いたくもありません。
でも、そんな事を口に出して嫁に言おうものなら、嫁から「情けない男扱い」されるため、口が裂けても言えません。
以前、芝生にバッタがいた時も、本当は触りたくなかったのですが、嫁が何事もないように捕まえるものだから、私まで我慢してバッタを触ることになりました。
そしてその時、心の中とは裏腹に、顔は「全然余裕!」を装ってました。
嫁は、多少の虫をビビることなく果敢に触りだします。
その昔の夏、嫁に実家に行った際、廊下にスズメバチが入って来ていたのですが、臆することなく嫁はスズメバチをハエ叩きで成敗してしまうくらいです。
その瞬間を間近に見て、私は心の中で「ハエ叩きで叩いているけど、それスズメバチやし・・・・。」とつぶやきました。
そして、今日も案の定、それは突然現れました。
敵はカメムシです。
ミカンを襲っています。
しかし、勇者である我が嫁は、「ふー」と炎の息を吹きかけ、カメムシを瞬殺しました。
なんと、頼もしい嫁でしょうか。
そして、ミカン狩りが始まり約15分、仲間の1人であるチビ太がポツリと言いました。
”もうあきちゃった・・・。”
彼は2~3個しかミカンを取っていません。
「おーっぃ!あきるの早いやろ!」父もビックリです・・・。
収穫時間はわずか40分、私自身は3つのビニール袋を持ち、スマホでも撮影に追われ、結局のところ1回もミカンの枝にハサミを入れることありませんでした。
農園の出口に向かう途中で、一つだけ予想が的中したことがあります。
それは、配られた安いビニールが1枚、案の定破れたことです。
そして、一つもミカンを狩ることなく、私の初めてのミカン狩りは終わりました。