宅建 ~皇居がある場所は、第一種住居地域~
エルサゲートと呼ばれる動画をご存じですか?
僕の息子も4歳なのですが、親の影響を受けてスマホを使い、いつの間にか勝手にユーチューブを見るようになってしまいました。
気が付けば、スマホに向かって“働く車 ユーチューブ”と話しかけて動画を見るため、極力見せないように注意をしてます。
我が家だけではないと思いますが、スマホを子守に使う親が多い世の中に、子供をターゲットにした悪質な動画が配信されていることにあきれるばかりです。
エルサゲートとは、「アナ雪のエルサ」と「ゲート(政治的スキャンダル事件を表す際に使われる接尾語。ウォーターゲート事件に由来」の造語のようであるが、見た目は子供向けのキャラクター動画が、内容は子供が見るにはあまりにも残虐な内容が映し出される動画のことで、子供に見せる内容としては非常に不適切と問題になっています。
幼いお子さんのいる方は、子供に動画を見せる際は、十分に注意していただきたいと思います。
では、学習に入りましょう。
前回に続き、住居系の用途地域として、第一種中高層住居専用地域と第二種中高層住居専用地域について学習していきたいと思います。
イメージからしても、中高層と名付けられるくらいなので、マンションなどが建ち並ぶ地域ということは想像がつきますよね。
写真で表すとこんな感じになります。
中高層住居専用地域とは、その名の通り、「中高層住宅の良好な環境を守る為の地域」として定義されており、容積率(前回のブログにて学習)に応じて、中高層マンションを建てることができます。
ちなみに、過去の試験では以下の問題が出題されています。
【問題】
第二種中高層住居専用地域に関する都市計画には、建築物の高さの最高限度及び最低限度を定めることとされている。
【回答】
誤りです。
【解説】
中高層住居専用地域に関する都市計画では、低層住居専用地域と異なり、建築物の高さの限度を定める必要はありません。
容積率に応じて決められると思います。
このようなイメージではないかと思います。
第一種中高層住居専用地域では、大学や専門学校などの教育施設、病院や老人センターなどの医療福祉施設また、小規模店舗や飲食店の建築が認められています。
また、第二種中高層住居専用地域では、第一種で認められているものに加え、1,500㎡以下の店舗や事務所が認められているようです。
最後に第一種住居地域、第二種住居地域、準住居地域についてまとめます。
各地域は上記写真のようなイメージで、定義としては、以下のようになります。
□ 第一種住居地域
・住居の環境を守るための地域で、3,000㎡までの店舗・事務所・ホテルなどが建てられる。
□第二種住居地域
・主に住居の環境を守るための地域で、店舗・事務所・ホテル・カラオケボックスなどが建てられる。
※カラオケボックスはどこの用途地域に建てられるか?という問題が良く出てます。
・道路の沿道において、自動車関連施設などの立地と、これと調和した住居環境を保護する為の地域
ちなみに、皆さんがご存知の皇居は、第一種住居地域になるようです。
下は皇居の写真です。
では、次回の学習は商業系、工業系の用途地域をまとめたいと思います。
本日は、ここまででお疲れ様でした。
↑ランキング参加してますので、クリック頂けると嬉しいです。