子供が勉強するために、ドラえもんのシールを使ってみました！
先日、中室牧子さんが書かれている『「学力」の経済学』という本を読ませていただきました。
その中で、人は「将来の利益よりも目先の利益を優先』する傾向にあると書かれていたのが印象に残っています。
著者の書かれていたストーリーは、娘が勉強をしないことに悩んでいた母親が、勉強を教えてくれる寺小屋に娘を連れて行ったところから始まります。
そして、寺小屋の入り口で先生は娘に“マシュマロ”を1つ差し出して言いました。
『もし、あなたがこのマシュマロを貰うのを帰りまでガマンすれば、帰りにマシュマロを2つあげるわ！』
娘の回答は『今欲しい！』と言ったものでした。
記憶の中で書いているため、本文と表現のニュアンスが少し違うかもしれませんが、ここから何につながったのかと言うと。
『将来何になる為には！』
『テストでいい点数を取る為には！』
『勉強しないと大人になってから・・・』
と将来の事を掲げるよりも、目先に人参をぶら下げた方が勉強の目標ができやすいといったものです。
そして、その目標に対して褒めてあげる事。
例えば
『一時間も勉強してスゴイね！』
『１０個も問題とけてスゴイね！』
と頑張ったことを褒めてあげると、将来何か出来なかった事があると、自分の頑張りが足りないから出来なかったと思い、出来ないことに対して頑張る人間に育つそうです。
そんな事に影響をうけて、「シールを貼る事」と「ドラえもん」が大好きな5歳の息子のチビ太に、この問題が解けたら「ドラえもんのシール」を貼らしてあげると言ったところ、ゲーム感覚で飛びついてきました。
初回の勉強材料は、ネットから小学校1年生の算数を引っ張ってきました。
まだ、指を使いながらですが、なかなかの正解率を叩きだしてきたため、私も調子にのって、全24問であることから8問ごとに『スッゲー！8問正解したからレベルアップしたぞ！』とチビ太を調子付かせてしまいました。
突然ですが、LINEのゲームでポコパンってご存知ですか？
昨年のブログでも少しポコパンについて書かせていただきましたが、同じ色のブロックを指でなぞって消していくゲームで、チビ太が大好きなゲームの1つであります。
その中でも、『ボス戦』が大好きで、『ボス戦』になるといつも1人で興奮しだします。
そして、今回もポコパンの影響からか、いくつか問題を解いたら『ボス戦』が始まる設定になってしまいました。
勉強で『ボス戦？』があるなんて、初めての設定ではありますが、チビ太が勉強に夢中になってきたので、この流れを壊す訳にはいかず、とりあえずチビ太の言うがままに『ボス』を作ることに！
じゃあ！5問正解したら『キツネ大王』が現れます！
←作、私
次は、9問で『カエル大王』
←作、私
15問で『ネズミ大王』
←作、私
20問で『ゴリラ大王』
←作、私
24問でラスボスの『カッパ大魔神』ね！
←作、私
と、苦手ながらもイラストを描いてチビ太に説明したところ、『スッゲー！つよそー！』と興奮し始めたことに父も満足（＾＾）
そして、本当の闘いはここからでした！
5問、9問、15問とチビ太が回答する度に、二人とも立ち上がってリアルなボス戦も同時にスタート！
私のセリフは決まって『わっはははは！チビ太めやっつけてやる～！』
チビ太のセリフは『ボスめ、負けないぞ！』
とは言うものの・・・。
もちろん、始めからボス役の私が負ける設定になっているため、散々チビ太のパンチやタックルをくらい、決め台詞は『うわーやられたー！』
それを5回繰り返し、チビ太は念願の『ドラえもんのシール』をゲット！
疲れた父が、『もう、やめようか・・。』と言うと、チビ太は2枚目の問題用紙を取り出し、『もう一回する』と言い始めるではないですか。
勉強したいのか、父親に襲い掛かりたいのか、どちらが目的なのか既に判らない状態となりました。
結局、夜の22時30分頃、2枚目の問題用紙に『キリン大王』を描いたところで、嫁より『もう寝る時間でしょー（怒）』とドクターストップが入り助かりました。
目の前の人参は、なかなか効果があったと思いますが、少しやり方を間違えると、勉強ってムダな体力を使うんだと、私自身も学びました。
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クリスマスプレゼントは、危険生物図鑑！
先日は、22日（土）、23日（日）、24日（月（振替休日））と三連休最終日がクリスマスイブだったため、息子のチビ太へのプレゼントを24日の朝に渡すべきか、25日の朝に渡すべきか迷ったあげく、24日の朝に渡すことに決めました。
理由としては、朝起きてしばらくはクリスマスプレゼントに興奮しているだろうから、単純に休みの日が良いだろうと思ったからです。
いったい幾つになるまで、サンタクロースの存在を信じていてくれるのでしょか。
毎年、クリスマスの朝にプレゼントを発見して喜ぶ息子の姿を見ると、来年も再来年も、変わらずに驚いてくれる姿を見てみたいものだと思います。
ちなみに今年のプレゼントは、息子チビ太の希望から「鳥の図鑑」と「危険生物図鑑」の2冊でした。
なぜ、図鑑になったかと言うと、ドラえもんの中で「危険動物図鑑の動物が街に逃げ出した！」というお話があり、そのお話しを見て以来「危険動物」という言葉に非常に興味を持つようになったからです。
プレゼントは24日の朝に渡して正解でした。
朝起きてから図鑑と付属のＤＶＤを楽しそうにチビ太は見ていました。
これが、25日の朝だったら保育園に連れて行くのに相当苦労したに違いないと思います。
そして、午後からいつもの如く、近所の子供達が家の前の広場で遊び始めました。
見張り役として、私もチビ太の後について外の広場の定位置に、いつものように立っていると、殆どの子供は24日の朝にプレゼントを貰ったようで、広場でプレゼントとしてもらった自転車や一輪車を乗り回したり、ゲームを見せたりと子供ならではの見せ合いっこが始まりました。
チビ太も図鑑を見せたくて見せたくてたまらなかったのか、一度家まで戻り、思い図鑑を三冊（「危険動物図鑑」、「鳥図鑑」、「動物図鑑（以前から家にあった図鑑）」）持ってきました。
私の気持ちは複雑です。
このまま、ほったらかしにしていては、今日おろしたての綺麗な図鑑が汚れてしまうではないか！
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本なんだから外に持ってきて広げたら直ぐに傷むので、「持ってくるな！」と言うべきか？、それとも子供なんだからその無邪気な気持ちを「黙って見ているべきか？」と気持ちが右へ左へ揺れています。
「持ち出してはいけないことを注意する」それとも「持ってきたら本が傷むことを経験させる」
正直なところどちらが正しいか判らないまま、黙って静観することにしました。
そして、チビ太が嬉しそうな顔で、近所の子供達に言いました。
「みんな～、危険生物見せてあげるよ～！」
女の子達は、そんな生き物に全く興味がないようで無関心です。
男の子達は、みんな自分のプレゼントに夢中で無反応です。
私は、そんなチビ太を見て少し可哀想になりましたが、社会にはまだまだ辛い出来事があるんだよ！と心の中で呟き、そんな息子を黙って見守ることしかできませんでした。
そして、やっぱり図鑑は傷みました・・・。
私にとって、ある意味チビ太が危険生物でした（＾＾；
４歳児にできる目安が我が子にできることをホントは期待してしまう父
子供って、何歳になったら何が出来ようになるんだろう？と考えてしいます。
ひとつ前のブログにも書かせていただきましたが、我が家には4歳の息子のチビ太がいます。
親が学生時代に勉強ができなかったことから、なんとか息子だけでも人並み以上の能力をつけたいと願い、現在息子チビ太の教育について悩んでいます。
本やサイトを見ると、いろいろな教育のやり方があるようですが、正直なところ何が正しいのか、適切なのか、解りません。
例えば、体操の天才である白井健三さんの親は、健三選手を、「思いっきり甘やかして」育てたそうです。
親御さんが語るその理由としては、「外で膨大なエネルギーを放出しているから、家ではゆっくりさせてあげたい。」と思っていたようで、健三選手がむいたバナナの皮をほったらかしにしていたら、代わりにゴミ箱に捨ててあげていたそうです。
我が家でも、チビ太が外で膨大なエネルギーを使って遊んで帰ってきますが、食べ散らかしたお菓子の袋やゴミをそのままにしていたら、「その辺捨てるな～（ ＼ 怒 ／ ）ゴミ箱に入れろ～（怒）」と怒鳴り声が飛んできます。
白井選手の親御さんは子供に寛大だな～と思いつつ、優しく育てた方がとか、厳しく育てた方がとか、優しさと厳しさを混ぜてとか、いろいろ方針があるだろと思いながらも、結局その子供の性格や「持ち合わせている何か」によって、人それぞれなんだろうな～と思い始めています。
もちろん、チビ太を他の子と比較するつもりはありませんが、今度大きく成長していく中で、色々なところが変わってくるだろうと思いながら、今のチビ太を冷静に記録として残しておきたいと思います。
そして今回、とあるサイトに4歳の目標と目安というものがあったため、チビ太はどんな感じか参考までに照らし合わせてみようと思います。
（※質問が多岐に渡るため一部質問を省いてます。）
【生活力】
・規則正しい生活リズム（早ね・早起き）をつける。
回答：夜になるとなぜだか興奮してテンションが高くなります。何かと理由をつけて寝ようとしません、しかし朝の寝起きは良い方です。
・決められた時間内、席を立たずに食事ができる。（目標30分）
回答：家では集中して食べませんが、保育園では本人曰く、席に座ってしっかり食べてるいそうです。最近、保育園では良い子、おうちでは悪い子！と変な自己主張をし始めました。
・鼻が出たら、自分でかんだ後にゴミ箱に捨てられる。
回答：鼻がでたら面白がって鼻水指差して親に見せにきます。
【社会性】
・友達に興味を持ち、仲良く遊べる。
回答：家の近所の子供たちと遊ぶときは威張ってますが、保育園では大人しいです。早くも顔を使い分けています。
・公共の場でのマナーを意識する。
（静かにする、走らないなど他の人の迷惑を掛けない）
回答：静かにしろと言うと、逆効果のようでおちゃらけます。
・自分で排尿・排便ができる。
回答：排便の際、自分でお尻拭くことを覚えさせていますが、拭いた後にウンチのついたトイレットペーパーを見せたがります。いけない事は判っているのですが、親が潔癖性の為、途中から交代し、ウォッシュレット→お尻拭きをしてしまっています。
・簡単なお手伝いをする。
回答：何かのスイッチが入った時にだけ、突然お手伝いをしたがります。特に困るお手伝いが、洗濯物を干す時です。チビ太が自分でハンガーを洗濯竿にかけたがるため、チビ太が洗濯竿に届くようにチビ太を抱えなければなりません。結局お手伝いしてくれているチビ太を私がお手伝いしていることになっていますが、チビ太はそれに気づいていません。
【運動】 ・ボール…2メートル位を転がす。1メートル以上の離れた相手に下から前方に投げる。片方の手で、片から投げられる。両手で受けと取る。蹴るなど
回答：この前、私に向かって投げたボールが上に跳んでいき、落ちてきたボールがチビ太の顔に当って痛がってまいした。
・音楽に合わせて、歩く・走る・止まる・スキップができる。
回答：よく変なダンスしています。多分、クレヨンしんちゃんの影響でしょう。お尻見せてフリフリダンスをしてきます。
【言葉】
・自分の意思を言葉で表現できる。
回答：家では泣き叫び親にしがみついてでも自分の意思を貫き通そうとします。しかし、保育園では自分の意思は主張しないようです。
・相手の目を見て話す事、聞く事ができる。
回答：近所の子供の親御さんにはよく話しかけています。話し出すと止まりませんので、よく家では「頼むからもうしゃべらんで～」と言われます。
質問をかなり抜粋してますが、なんか書いていて心配になってきました・・・。
心配と言えば、今朝こんな出来事がありました。
朝ご飯を食べ終わって、チビ太が「おしっこ」に行くと言い出したのでトイレについて行きました。
もちろん最近は一人で「おしっこ」ができるのですが、その後に私もトイレに行きたかったため、汚されるのも嫌だと思い、確認の為にトイレに同行。
それから五分程経ったでしょうか。
嫁がチビ太に、「チビ太！おしっこ行ったの？保育園行く前に行っとくのよ！」
と言うと
「は～っぃ！」と応えるチビ太の声が！
「ん？」と思い、トイレの方を見ると、パンツを降ろして「おしっこ」をしようとするチビ太がいるではありませんか！
「チビ太～？今、とーちゃんとおしっこ言ったよね？？？？」と言うと。
「あっ！そーやった（笑）、間違えちゃった！」と言い出すチビ太・・・。
間違えるか？？
４歳ってみんなこんなんじゃないよね・・・。と心配になる父でした。
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子供の教育に悩む父親のお話し
過去に書いたブログにも度々登場していますが、我が家には４歳の息子のチビ太がいます。
私が40代で再婚して、初めて授かった子供でもある為、可愛さのあまり、かなり我がままに育てしまっています。
チビ太の育て方、教育の仕方について、常に私なりに考えているつもりではありますが、ここ最近は、私自身が自分の試験勉強に夢中になっており、チビ太に勉強を教えてあげる余裕がありませんでした。
なにぶん親である私自身の成績が小さい頃から良くは無く、勉強できなかったことから、何とか息子は人並み以上の学力をつけて欲しいと、あの手この手で私と嫁でチビ太（当時2歳位）にパズル、絵本、塗り絵と興味を持ちそうなものを教えてきました。
教育の為に購入した一番高い買い物は、ディズニーワールドイングリッシュの教材です。
ご存知ですか？
通称のDWEと記載させていただきますが、この教材は “中古車1台” 買える位高いのです。
この写真は我が家のでなく、他から拝借させていただいています。
当時、嫁がどこから聞いたのか、DWEに説明を申し込んだところ、ある日営業マンが我が家に訪問してきました。
もちろん始めから買う気などはまったくありませんでしたが、購入までのストーリーは以下の通りです。
ピンポーン♪
営業マンが訪れ、私、嫁、営業マンがテーブルに腰掛けました。
当時2歳のチビ太は、気になりながらも1人、積み木で遊んでいました。
営業：ちょっとDVDを流してもいいですか？実際にこの教材がどのようなものか見ていただくと良く解りますので。
私 ：どうぞ、どうぞ。
（ポータブルDVDプレイヤーからミッキー達の楽しい笑い声や、英語の歌が流れてきました）
なにやら興味をもったチビ太が私の膝の上にやってきて、そのDVDを眺めています。
営業：もう、子供さんが夢中になったようですね。そうなんですよ！このようにDVDを流しておくだけで子供は興味を持って、つい見てしまうのですが、それが結果的に多くの英語に触れることになり、いつの間にか自然と英語を覚えてしまっているのですよ。
そこから、DWEの説明が始まり、1時間くらい経ったでしょうか。
私と嫁は、既にトランス状態と化しており、息子の将来を思う気持ちで買う気満々！
内容に応じて金額も分かれており、上中下とランクがあったのですが、結果的に「中の上」のランクを購入しました。
しかし、それも束の間・・・。
どうやらチビ太は飽きっぽい正確のようです。
DWEに全く興味を示さなくなりました。
ミッキーのDVDを見ようか！との親の問いかけに。
「いやだ！」
嫁もDVDを見ないチビ太に対して終いには！
「あんたにABC覚えさせる為に幾らの物買ったと思ってんのよ！」と理由が理不尽になってくる始末。
高い金かけて買ったDVDを見せない訳にはいかないと、父と母はタッグを組んで無理やりDVDをテレビで流す。
ミッキーが自分を指差して言いました。
My name is Mickey mouse.
男の子が自分を差して言いました。
My name is Mickey mouse.
女の子が自分を差して言いました。
My name is Mickey mouse.
ミッキーが言いました。
No No No.
My name is Mickey mouse.
こんなDVDを見せ続ければ、いつの日かチビ太は英語が話せるようになるのではと願いつつ、チビ太に問いました。
父：What your name ？
チビ太：・・・・・。
父：ん？チビ太 What your name ？
名前を聞いているのに何故だか名前を読んでいる父の私。
チビ太：What your name ？
父：いや、それ聞いてるんだよ！
父：What your name ？
チビ太：What your name ？
父：チビ太、ミッキーのABC見ようか？
チビ太：No No No.（しかも首振りながら）
父：おい！高い金払って覚えたのそれだけかい！
次回につづく・・・、
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